光デジタルで出力した信号と、RCAアナログから出力した信号とを比較しました。正確にはEDIROL SD-20の光デジタル出力とパソコンとの間に自作した変換回路を設け、S/PDIFに変換した状態で録音比較しています。サンプリングレートは48kHz/16bitです。
今回、デジタル信号の変換に作成した変換回路です。
このような状態でパソコン側へ録音を行いました。パソコンへはS/PDIFとRCAがサウンドボード(M-Audio Delta66)へと接続されています。
光デジタル信号をS/PDIF信号へと変換し、S/PDIF出力された信号をパソコン側で認識しました。
音声信号を受信する事ができました。
上段はRCAで録音した信号、下段はデジタルで録音した信号です。どちらもほぼ同じ音質でしたが、デジタル音声は若干アタックが弱めで柔らかい雰囲気の音で録音されていました。しかし、聴覚上はほとんどわからないものでした。
下記MP3ファイルは実際に比較に使ったWAVファイルをMP3形式へと変換しアップロードしているものです。実際に聴き比べてみてください。変換回路の回路図もPDFにしてダウンロードできますのでよろしければご活用ください。
回路図はトラ技やインターネット諸氏の紹介記事を参考に、自分なりに使いやすくしたものです。電源には5V/500mA程度のACアダプタ(スイッチング 電源)を使用しました。コンデンサは積層セラミックコンデンサを使用、電解コンデンサはニチコンのオーディオ用を使用しました、全て50V品です。抵抗は金属皮膜抵抗1/4W品を使用しました。